事件屋稼業

事件屋稼業

事件屋稼業

「放送情報」

フジテレビ系列
2013年5月17日金曜日
よる9時放送!
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「キャスト・スタッフ」

キャスト:
寺尾聰、佐藤江梨子、永山絢斗、広瀬アリス、宮地真緒、田中卓志(アンガールズ)
白鳥久美子(たんぽぽ)、佐野史郎、眞島秀和、ミッキー・カーチス、竹中直人 ほか
原作 :「事件屋稼業 TROUBLE IS MY BUSINESS」(関川夏央・谷口ジロー/双葉社)
編成企画 :高木明梨須(フジテレビ)
プロデュース:浅野敦也(ドリマックス・テレビジョン)
脚本 :酒巻浩史
演出 :山本剛義

「みどころ」

寺尾聰 主演!
久々のサングラス&ジーンズ姿で“ちょいワル”探偵をコメディタッチに熱演する。
愛される超ロングセラーコミックが遂にドラマ化!

長年愛されてきたユーモアハードボイルドコミックがついにフジテレビ金曜プレステージに登場する。原作は、「事件屋稼業 TROUBLE IS MY BUSINESS」。関川夏央、谷口ジローによる漫画で、1979年12月から1994年12月まで連載されたハードボイルド漫画の名作として誉れ高い作品。主人公・深町丈太郎は愛想を尽かされて別れた妻子に未練たらたらの中年探偵。腕は良いが、金は無く、そのくせ時折損得抜きの仕事にのめり込む丈太郎と、探偵事務所が入るビルの家主で美人歯科医杉本麗子、愛するひとり娘の川島カオリ、警視庁捜査一課の刑事で深町から情報を買っている五島田正春など、レギュラーメンバーの織りなすオフビートの物語となっている。このドラマは、この原作の世界観をベースに、オリジナルキャラとしてカオリの恋人で法学部学生の大西裕司を加え、従来の2時間ドラマファンから若者まで幅広い年齢層の視聴者が楽しめるエンターテインメントドラマに仕上がっている。  主人公の深町丈太郎役を演じるのは、数々の刑事役で存在感と深みのある演技力が定評の寺尾聰。重厚な役を多く演じてきた寺尾が新境地にチャレンジ、多くの人に愛されている“寺尾の素”に近い役柄を深町で演じる。寺尾にとっては金曜プレステージ初主演となる。共演するレギュラー俳優陣も、佐藤江梨子、永山絢斗、広瀬アリス、竹中直人といった若手実力派俳優から幅のある演技が魅力のベテラン俳優まで豪華にそろう。寺尾は竹中、佐藤、広瀬とは初共演。また、ゲストには、現在放送中の火曜21時ドラマ『遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~』にも出演中のミッキー・カーチスが深町の探偵事務所にある依頼を持ち込んでくる人物としてゲスト出演、物語の謎を解く鍵を握りながらドラマを盛り上げている。その他、佐野史郎、眞島秀和、宮地真緒といった実力派俳優陣や、ショップ店員役でお笑い芸人“たんぽぽ”の白鳥久美子や深町の元妻の見合い相手として“アンガールズ”の田中卓志といった多彩なキャスト陣もドラマに華を添えている。
 主人公の深町丈太郎は、杉本歯科医院に間借りした小さな探偵事務所を持っているが、そこで働いているのは深町ただひとり。周囲にいる人間は、彼にいつしか心を許してしまうという不思議な魅力を持っている人物。探偵事務所の看板を掲げているが、実際に舞い込むのは何でも屋のような依頼ばかりで、365日金欠状態である。さらに、別れた妻に未練たらたらのさえない男だ。「面倒ごとはイヤだね」と言いながらも、依頼人に感情移入してしまうと、どんなに条件の悪い依頼でも引き受けてしまう。そこから、彼が着手しなければ見つけ出すことのできなかった事件の謎を次々に紐解いていく。そして、そこに関わる人々の背負ってきた人生に思いを寄せ、彼らに“深町流”の優しい言葉をかけ、そっと寄り添うのだ。寺尾が「長年、こういったコメディタッチのサスペンスをやってみたかった。こんな豪華な共演陣でやれて仕上がりがとても楽しみ」と語る“新しいテイストの2時間サスペンス”は楽しみだ。
 また、佐藤江梨子演じる杉本麗子は、大ざっぱな性格ながらも腕はいいセクシー歯科医。その日暮らしをする深町をアンタ呼ばわり。常々深町に悪態をつき、滞納した家賃の支払いを要求するが、彼の能力を認めていて、女性ならではの観点から深町に助言することもしばしば。深町と憎まれ口をたたき合っているが、実は深町のことをちょっと好きである。五島田が自分にベタぼれで常々交際を申し込まれているが、深町を思っているため受け入れることができないでいるという恋愛模様もドラマの見どころのひとつになっている。「いつもは注意しかされない竹中さんに役とはいえ告白されたのがうれしかった」と佐藤が語る告白シーンも必見だ。
 そして永山絢斗演じる大西裕司は心優しい好青年で名門大学法学部に在籍し弁護士を目指して勉強中。永山が「Mっ気が出ないよう気をつけつつ、山を作るように心がけながら演じた」と語るように、押しが弱く、気の強い女性に好かれる傾向があるが、意外に肝は座っている。父親は検察庁のトップ5に入り、将来の検事総長候補とうわさされる検事長で、父を尊敬しつつも、その偉大さにコンプレックスを抱えている若者だ。そして彼は恋人カオリの最近の不審な行動に、疑問を感じている…。
 広瀬アリス演じる川島カオリは、深町と離婚した母親とマンション暮らしをしている。社会的立場も経済力もある母に対し、社会的立場も経済力もない父・深町の甲斐性の無さに、厳しいダメ出しを放つ。深町を「丈太郎」と名前で呼び、不安定な生き方を否定する一方で、どこか愛しくも思っている優しい女性だ。「私だけ学生で一番年下なので緊張してましたが、共演の皆さんにたくさん助けていただきましたし、ずっと笑わされてました!」と語るファッションモデルもこなす広瀬の初々しいながらも堂々とした演技も楽しみだ。
 竹中直人演じる五島田正春は警視庁のエースと呼ばれる、検挙率ナンバーワンのベテラン警部。実は解決した事件の多くは、深町の得た情報を杉本から金で買い、深町の活躍によって解決しているにもかかわらず、手柄を独り占めしてきた。逆に深町には警察ならではの情報を与えるが、毎回見返りを要求するので、深町に“悪徳刑事”と呼ばれている。権力には滅法弱く、検事長の息子である大西に取り入ろうと必死なキャラクターが笑わずにはいられない。杉本に片思いしていて、交際を申し込み続けているが、一向に実らない。竹中は「いつも一番年上なんですけど、今回は自分より“じじい”が2人いて、いや、大先輩とご一緒できてうれしかったです。2年と12カ月前から役作りをしてました。」と冗談を言いつつ、魂を込めた五島田のキャラクターも笑わずにはいられないだろう。

謎解きはもちろんのこと、今までの金曜プレステージにはない“上質なコメディ”と“正義”、“愛”、“哀愁”といったヒューマンテイストが豪華キャスト陣によって紡ぎ出された新作『事件屋稼業』にどうぞご期待いただきたい。

「コメント」

寺尾聰コメント
「大変魅力的なコミックが原作なのですが、テレビドラマにする場合かなりの模様替え、イメージチェンジの必要があり悩んだ結果、思いきって新しいドラマなんだと考え、原作にとらわれずに自由に創らせてもらいました。共演者は男優陣に竹中直人さん、ミッキー・カーチスさん、佐野史郎さん、女優に佐藤江梨子さん、若手に永山絢斗さんと並び、名前を見るだけで、このドラマはいったい何なんだ?って思ってしまうほど素晴らしく個性的な演技派の名優・怪優?たちが演じています。また私自身も、ここしばらくシリアスなドラマが多かっただけに、久し振りにサングラスをして何10年ぶりか?『××警察』のパロディーの匂いもチョッピリ盛り込み軽いコメディタッチのドラマを楽しみました。肩の凝らない探偵テラオをお楽しみください」

竹中直人コメント
「いつもドラマの現場では最年長のことが多いんですけど、今回は私より先輩の寺尾さんとミッキーさんとお仕事ができてうれしかったです。台本も出演者の数だけ何度も何度も読み返して、このオファーが来る2年と12カ月前から役作りをしてました(笑)恋の相手は麗子さんではなくてアリスさんです(笑)」

プロデューサー・浅野敦也(ドリマックス・テレビジョン)コメント
「このドラマの原作コミック『事件屋稼業』は、非常に味わい深いユーモア・ハードボイルド・コミックの傑作です。ドラマ化に際しても、その世界観を踏まえつつ、より多くの大人の方々が楽しめる上質なエンターテイメント作品を目指しました。今回、寺尾聰さんに金曜プレステージ初主演をお願いするにあたっても、比較的シリアスな作品が続いていた寺尾さんのイメージを一新していただきました。コミカルで、おしゃれな、これまでにないスタイルのミステリーになっております。寺尾さんを取り巻く出演者の方々も個性的で豪華な顔ぶれとなり、原作の持つ独特なユーモアと深いテーマを取り入れながら、ぜいたくで味わい深いドラマを作り上げることができたと自負しております。実は、出演者の皆さんはほとんどが初共演。しかし、そんなことをみじんも感じさせないほど、息の合ったお芝居を視聴者の皆さんに堪能していただけると思います。寺尾さんや竹中さんをはじめ、登場するキャラクターが皆、おかしくて、渋くて、カッコ良い。そう感じていただけるに違いありません。さらに、事件の真相が明らかになる時、大きな感動が待っています。今までの金曜プレステージとは一味違う、上質なコメディサスペンスを、ぜひご堪能いた だければ幸いです」

「あらすじ」

探偵には裏通りが似合う…。  深町丈太郎(寺尾聰)は愛想を尽かされて別れた妻子に未練たらたらの中年探偵。美人歯科医の杉本麗子(佐藤江梨子)が開業するビルの2階を家主でもある彼女から間借りして事務所を開いていた。事務所には深町ひとりで、仕事のほとんどは“何でも屋”が受けるようなものばかり。いつも二束三文の報酬しかもらえず、常に金欠状態だった…。
 ある夜、橋の下の掘っ立て小屋で一人のホームレス・白川秀夫(70)(ミッキー・カーチス)が夢を見てうなされていた。車イスに座ったままの老女の死体。そばに立ち尽くすひとりの男…だが、顔は見えない。と、白川は突然目覚める。全身に大量の寝汗をかいていた。
 時を同じくして、深町は離婚した元妻川島澄子と近日お見合いをする男(田中卓志)を尾行していた。男を路地に引きずり込み、迫力たっぷりに凄む深町。来週会う予定の女に近づくな。さもないと!その瞬間、巡回中の警察官に見つかってしまう。深町は、身の潔白を晴らすために、普段から裏で捜査の手助けしている五島田正春(竹中直人)の携帯を鳴らすが切られてしまう。続いて麗子に電話するも、家賃滞納を責められただけで、すぐに切られてしまう…。結局、警察署に連行されてしまった深町は、別居中の一人娘川島カオリ(広瀬アリス)に迎えに来てもらって警察署を出ることができた。その帰り道、深町はカオリから調査を依頼したい人を紹介してあげると言われる。
 翌日、深町は五島田が麗子の治療を受けている横で依頼人を待っていた。間もなくやって来た依頼人らしき男に目が点になる深町。そこにはボロボロの紙袋を持った老人、白川の姿があった。カオリがボランティア活動で知り合ったホームレスだと白川を紹介すると、急に態度を変え、やる気をなくす深町ではあったが、とりあえず話を聞いてみると「絶縁していた親戚の息子に手紙を渡してきてほしい」という内容だった。依頼料が取れる見込みがなかったため、最初は相手にしなかった深町だったが、紙袋に入った札束の山を見せられて、一転やる気満々になる。一方、治療を終えた五島田には白川の顔に見覚えがある気がしていた…。

親戚を探し手紙を渡す、という簡単な仕事で依頼料がたんまり入るとご機嫌になった深町。調査を始めると、白川の親戚は、業界でも有名な弁護士水野真一(眞島秀和)と判明した。深町は試しに弁護士事務所を訪れてみるが、敷居が高く取り次いでもらえない。
 その帰り、深町は駅前でカオリを尾行する男(大西裕司:永山絢斗)がいることに気づく。深町は大西を捕まえて五島田に突き出す。しかし調べてみると、大西は検察庁トップ5の息子だったことが判明し、五島田は慌てる。大西は、カオリの恋人であり、最近彼女の様子がおかしいことに気付き、浮気を疑い尾行していたという。深町は自分の勘違いをカオリから責められるも、ふと大西のコネクションを例の依頼に利用できるとひらめく。深町は、大西の父親の名前を使って、トップダウン式に弁護士水野のアポ取りに成功、白川から預かった手紙を水野に差し出した。しかし水野は、人違いだと断固手紙を受け取ろうとしなかった。

深町(左)が受けた依頼が殺人事件へと発展する…。
 手紙を渡さないことには報酬がもらえないと悩む深町は、依頼を成立させるには白川の素性を知る必要があると五島田に調査を頼む。すぐに断られる深町…。ところが、代わりに杉本が頼むと「明日までに調べます」と即答がもらえたのだった…。翌日、五島田の話から白川に前科があることが判明する。白川は28年前の“下田資産家老女殺害事件”の犯人として刑務所に入っていた男だったのだ。“殺人の前科あり”という依頼人の意外な過去に深町は戸惑う。
 翌日、深町は白川のすみかである小屋を訪ねた。外から声をかけるが、返事がない。中をのぞき込んだ深町は、胸にナイフが刺さったままの白川が倒れているのを発見する…。
 親戚に手紙を渡す、という単純な依頼が殺人事件にまで発展。深町は突然舞い込んだ依頼から巻き込まれた事件の真相を暴くことができるのか?そして依頼人白川が抱える謎の過去とはいったい…。